Amazonのプライムデーセールにて、ハイレゾ対応かつ強力なノイズキャンセリングを備える完全ワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 4 Pro」が定価の半額で購入できるようだ。
定価は2万6800円の商品だが、Apple AirPods ProやSONY WF-1000MX4と言った製品と競合するため、機能面では全く引けを取らないものだ。そのようなフラグシップ製品が、プライムデーセールにて半額の1万3400円となっている。
筆者も利用しているが、1万3000円クラスなら別格すぎる性能となる
Xiaomi Buds 4 Proの対応コーデックは、SBC/AACのほか、ハイレゾ対応のLDACも利用できる。LDACではハイレゾ相当となる24bit/96kHz再生も可能だ。
ドライバーユニットは11mm経のものを採用している。強力なマグネットを2つ配列しており、高い駆動力を持たせることで充実した低域を再現できるという。肝心のサウンドチューニングについては、Xiaomiのラボで研究されていた成果を反映させたとしている。
オーディオ的なところでは、イマーシブサウンド(空間オーディオ)にも対応する。ジャイロセンサーを用いてヘッドトラッキングを行うことで、包まれるような音響効果を体感することができる。
売りにしているノイズキャンセリングの感度はかなり強力な部類だ。本体に備わる3つのマイクを使うことで、最大-48dbの騒音をカットすることができる。フルオートはもちろん、手動である程度の調整も可能だ。
このほかの特徴としてはIPX4相当の防滴対応とマルチポイント接続がある。高音質再生を売りにする機種でマルチポイント接続できるものはかなり少ないため、そのような意味でも貴重な存在だ。
また、イヤホンの専用アプリも備えており、Xiaomi以外のスマートフォンでも快適に利用できるようになっている。イヤホン本体のソフトウェアアップデートもこちらから行える。
ノイズキャンセリングや外音取込みはアプリから調整できる。
また、本体は連続9時間の再生が可能となっており、ケース併用で38時間の再生が可能だ。急速充電にも対応しており、イヤホン自体は30分でフル充電できる。5分間の充電でも3時間利用できる。
ケースはワイヤレス充電にも対応する。
同社としてもフラッグシップの完全ワイヤレスイヤホンとして出した商品なだけあり、ライバルはApple AirPods ProやSONY WF-1000MX4辺りの3万円を超える価格となっている。ハイレゾ対応、強力なノイズキャンセリング、空間オーディオ、急速充電などの機能がしっかり備わった3万円クラスの製品が1万3400円で買えるのは正直破格だ。
筆者もいろいろなイヤホンを試してきたが、この価格でXiaomi Buds 4 Proを出されたら同価格帯で対抗できる機種はないだろう。ぜひこの機会に高音質なワイヤレスイヤホンにも手を出してみて欲しい。